【剣盾S4】おいかぜエルギャラ【最終日最高4位・最終198位】
どうも、つのドリラーと申します
今回は、テンプレ型じゃないポケモンを入れているのでそれなりに面白いものが書けるんじゃないかな、と思い投稿しました
構築記事の投稿は初めてなので、誤字脱字他至らぬ点もあると思いますがご容赦ください
それと、麻痺バグの元凶であるミミッキュを使うのは、個人的にやっぱり相手に申し訳なかったのでこの場を借りて謝罪します。ミミッキュで麻痺引き続けて負けた人、本当に申し訳ございませんでした
【構築経緯】
1.相手を驚かせるのが好きなので偽装パを作ろうと決意。偽装パを作るにあたって、トリルミミノラゴン偽装を作ろうと考えたのだが、そこまで強い構築にできないのではないかと考えて断念。そこで、前シーズンに何回か当たったウインディとギャラドスの威嚇サイクルに注目する
2.ウィンディはクッション、ギャラドスはダイマエースとして他のポケモンを考えたとき、受けに見えてかつギャラドスに相性のいいポケモンを探した
3.たべのこしに偽装した襷追い風がむしゃらのエルフーンを考え付く
4.前シーズンで使っていた麻痺撒きミミッキュがラプラスにも強く、初手の偵察性能もあると考え採用
4.受けルでのストッパーとして使われている襷トリトドンに偽装した眼鏡トリトドンをパーティに入れる
5.ラプラスに後出しから起点にできるポケモンを考えた結果、たらぷ身代わりアーマーガアにたどり着く
【反省点】
1.構築の肝であったはずの初手ミミッキュが終盤になると上手く処理されるようになっていったので、思うように勝てなくなった
2.対面から確実にロトムに勝てるポケモンがトリトドンしかいなかったため、トリトドンが出しづらいときに困ることが多かった。あと、襷ミラコを警戒してくる人は意外と少なかったので、偽装が上手くいってなかった可能性が濃厚
3.ダイマエースであるギャラとアーマーガアに電気の一貫があるので、苦手であるはずのロトムを呼んでしまった。
4.アーマーガアが身代わりを持っていることで択ゲーを仕掛けることができるのだが、じゃんけん弱すぎた
【個別解説】
ギャラドス@命の珠
自信過剰
陽気 171(4)-177(252)-99-×-120-146(252+)
基本的にギャラを止めるためにはギャラの1ジェットを抜けるポケモンが電気技で仕留めるか、ギャラの攻撃を受け切るかの二択である。しかしエルフーンの追い風がむしゃらによってテッカニンより早い怪物が誕生させて相手のプランを崩壊させることができ、非常に強力なムーブが可能であった
苦手なポケモンはHBミトム、ナット、天然アッキピクシーのなどのA+1でも受けられてしまうポケモンやトリルを張ってくるミミッキュ、襷持ちのストッパーなどであり、この場合は最初に上手く削ってからギャラを通す展開にする必要があった
意地っ張りと陽気の両方を使ったが、陽気の方がトゲキッスに負けにくいので終盤では陽気を使っていた。意地っ張りならSを削って耐久に振ってもいいかもしれない。
技は4ウェポンで竜の舞を抜いているので、ダイウォールが選択できず困ったことも何度もあった。しかし、じしんがあるとパッチラゴンに勝てる可能性があるのと、ダイアースでラプラスのダイサンダーを受けてから切り返すことができるのでじしんを採用したが要検討だと感じた
ウインディ@たべのこし
いかく
図太い 197(252)-130-145(252+)-120-101(4)-115
もえつきる/おにび/あさのひざし/じゃれつく
おにびをあんまり外さなかったイケメン。クッション枠でヒヒダルマやアイアントを倒せたりおにびを撒けたりと優秀なポケモン。ただ、できることが多すぎて逆にこれで正しいのかっていう感じはある。シーズン中盤はじゃれつくの枠をバークアウトで使っていたが、バークアウトだとシーズン中盤に流行したりゅうまい身代わりドラパルトに起点にされてしまったので、渋々じゃれつくに変更。ダイフェアリーを打つとおにび無効になってしまうのがこの型とミスマッチだと感じた
ミミッキュ@光の粉
おくびょう 131(4)-×-100-×-157(252)-162(252+)
でんじは/みがわり/いたみわけ/のろい
真の運ゲポケモン。正直これを使って麻痺を何度も引くとと申し訳なさしかなかったし、終盤はうまい立ち回りで処理されることも多かったので採用して後悔している
Dに振っているのは、初手ラプラスや初手スカーフトゲキッスなどを突破しやすくするため。この構築を考えた当初は、このミミッキュとエルフーン、ギャラドスの3体でほぼ勝てるレベルだったが、一度ランクマでこの型が流行ってからは全然活躍しなかった。攻撃技を一つは入れるべきだったが、運次第ではなんでも突破してしまうので気づくのに遅れてしまい最終日までこの構成で使い続けることとなった
エルフーン@気合の襷
おくびょう 120-×-81-129(252)-72-184(252+)
ムーンフォース/おいかぜ/がむしゃら/アンコール
一番のお気に入り。ムーンフォースでDに甘えたドラパルトを一撃で落としたり、がむしゃらでカビゴンやナットレイなどギャラの全抜きの障害になるポケモンをHP1にできたり、追い風でギャラなどを強化したりと、できることの範囲が広くすごい優秀であり、ギャラとのシナジーもよいと感じた。また、アンコールが考慮されないことが多いのでトリルやダイマ3ターン目のダイウォールにアンコールを合わせることが容易であり、非常に刺さる技だった
がむしゃらのダメージをなるべく出したかったので、HBDは逆Vで使用した
アーマーガア@タラプのみ
プレッシャー
ようき 205(252)-107-125-×-112(52)-124(204+)
ブレイブバード/みがわり/ビルドアップ/はねやすめ
ラプラス絶対殺すマン。ちょうはつアーマーガアだと積み切る前に零度で殺されてしまうので、身代わり持ちのアーマーガアを作ったら環境に刺さったので最後まで使い続けた。Sは最速ラプラス抜きだが、最速ラプラスなんて存在していなかったので要検討かもしれない。ただ、ロトムの上をとれている場合悪巧みがない型ならば受け切ることができるので、Sはどちらにせよ上げといて損はないと感じた。
性格は一撃技の試行回数を減らすためプレッシャーにしてはいるが、シャドボのDダウンとかで負けた試合も多かったことを考えるとミラーアーマーの方が優秀だと感じた。
トリトドン@こだわり眼鏡
よびみず
ひかえめ 201(116)-×-97(68)-158(252)-103(4)--68(68)
ハイドロポンプ/だいちのちから/れいとうビーム/ヘドロウェーブ
カバルドンを殺すために生まれてきたポケモン。HD特化カバをC特化ドロポンで落としきることができ、火力は想像以上に出る。また、ナットレイがだいちのちから2回で落ちることが多く、ナットのあと投げを許さないことも優秀。基本的なムーブはロトムへの後投げで裏に負荷をかけていく形となる。ミミッキュのウッドハンマーやピクシーの草結びなど想定外の技で出オチすることもあったが、基本的には選出したらかなり活躍した。
【選出】
電磁波ミミッキュが刺さりそうな場合はミミッキュで大体勝てるが、そうでない場合は相手のパーティを慎重に見つつ選出。この枠はトリトドンの選出が多かった。
トリトドン+アーマーガア+他4体
ラプラスがいる場合、たいていこの選出だった。ラプラスのほとんどは初手でフリドラを打つのでそれをアーマーガアで受けてタラプの発動をし、身代わりを張りつつ積んでいくと誰にも止められない最強ポケモンが誕生する。アーマガアが一番きついロトムは、トリトドンで受けが効くのでアーマーガアとトリトドンは非常に相性がいいと感じた。一時期アーマーガアとヌオーのコンビが流行ってたことがあったのでそれの延長として考えている。
【重たい相手】
水ロトム
ギャラのA+1ダイソウゲンでダイマ水ロトムが落ちないので、うまく削ってからギャラを通す必要がある。ただ、トリトドン対面でおにびを打ってくるくらいトリトドンに打てる技が無いので何度でもトリトドンで受けが効くのが救い
ピクシー
珠なのかアッキなのかでギャラで落とすかかミミッキュの呪いでの処理かが変わってくる非常に対処が難しいポケモン。トリトドンの技でかなり削れるのが救い
最強ポケモンの一角でダイサンダーがあるとギャラが落ちてしまうので、ミミッキュやウインディ、エルフーンで何とかするしかない
構築の肝であるギャラがトリルされると勝てない、エルフーンが影打ちで倒されるなど、さすがは使用率1位といった感じだった。アタッカー型なら上手くやればギャラで勝てる、エルフーンが残って入ればトリルにアンコールを入れられるなど対処の仕方はいくつかあるが、安定はしないので普通にしんどかった
襷持ち全般
ギャラが襷持ちに勝てないことが多いので、ステロをもったポケモンを構築に入れてもよかったかもしれないと感じた。
【総括】
ギャラドスと相性がすこぶるいいのもあったが、エルフーンが非常に強いと感じた。唯一がむしゃらの効かないゴーストのミミッキュは一応ムンフォで皮をはいで追い風打って退場、ドラパは型次第で突破可能で弱保以外はHPミリ残しで追い風打って退場できるのでなかなかいい活躍をした
今回のシーズンは、ミミッキュとウインディの枠をもう少し別のに変えられれば勝率も安定したのではないかと後になって感じた
今シーズンは最終日に4位まで行ったものの、そこから2桁と3桁の堺らへんに落ちて以降1桁にすら上がることはできなかったので悔しかった。次のシーズンは1位を取りたいと改めて思った
最終日の最高順位